2月2日放送の日本テレビの人気番組「世界の果てまでイッテQ!」が、放送わずか4時間前に内容変更を発表しました。
理由は「撮影協力先について確認事項が発生したため」とされていますが、詳しい説明はありません。
しかし、ネット上では「旧統一教会との関係が原因では?」と話題になっています。
今回の企画は、ガンバレルーヤの『ど根性シリーズ』で韓国の伝統芸能に挑戦する内容でした。
しかし、コラボ先が旧統一教会が設立した「リトルエンジェルス芸術団」だった可能性が浮上し、問題視されたようです。
では、リトルエンジェルスとは何なのか? 旧統一教会との関係は? 詳しく解説していきます。
イッテQが放送内容を変更した理由は旧統一教会関係
今回の放送内容変更は、単なるトラブルではなく、旧統一教会との関係が原因だった可能性が高いと考えられます。
その理由を整理してみましょう。
公式発表が曖昧すぎる
番組側の説明は「撮影協力先について確認事項が発生したため」というものでしたが、次のような疑問が残ります。
• どの協力先に問題があったのか具体的に明かしていない
• 変更後の放送内容についても説明がない
• 放送4時間前という異例のタイミング
情報があまりにも少なく、視聴者としては「何か大きな問題があったのでは?」と考えるのが自然です。
問題のコーナーはガンバレルーヤの「ど根性シリーズ」
今回、放送予定だったのはガンバレルーヤの「ど根性シリーズ」。
これは、彼女たちが世界各国の過酷な挑戦に立ち向かう人気企画で、視聴者にも好評なコーナーです。
この回では、韓国の伝統芸能「回転演舞」に挑戦する内容が予定されていました。
ところが、この企画で指導を受ける予定だったのが、「リトルエンジェルス芸術団」だった可能性が指摘されています。
SNSで浮上した「リトルエンジェルス芸術団」との関係
ネット上では、「リトルエンジェルス芸術団」が旧統一教会と深い関係を持つ団体であることがすぐに話題になりました。
• リトルエンジェルス芸術団は旧統一教会の創設者・文鮮明氏と韓鶴子氏によって設立
• 過去に政治的な活動にも関与
• 統一教会の広報活動の一環と見なされることがある
これらの背景を考えると、放送直前になって番組側が「これは問題になる」と判断し、急きょ放送内容を変更したと推測できます。
リトルエンジェルス芸術団とは?
では、「リトルエンジェルス芸術団」とはどのような団体なのでしょうか?
その概要を整理してみます。
• 1962年に設立された韓国の伝統舞踊団
• 小・中学生の子供たちで構成されている
• 韓国の伝統文化を世界に広めることを目的としている
• これまでに各国の要人や王室、皇族の前で公演を行ってきた
表向きは韓国文化を広める芸術団体ですが、実は旧統一教会と深い関係がある組織です。
次の章で、その具体的な関係について説明していきます。
リトルエンジェルス芸術団と旧統一教会との関係
旧統一教会が設立した団体
• 1962年、旧統一教会の創始者・文鮮明氏とその妻・韓鶴子氏が設立
• 「韓国文化の普及」と「平和活動」を掲げるが、実際には統一教会の広報活動の一環とされる
• 設立当初から統一教会と密接な関係があり、教会の信者の子供が団員になるケースも多い
旧統一教会は、世界中に影響を広げるためにさまざまな文化団体を設立してきました。
リトルエンジェルス芸術団もその一環と考えられています。
過去の政治的な活動
リトルエンジェルス芸術団は、過去に政治的な活動にも関与していたとされています。
• 1970年代、韓国の情報機関「KCIA(大韓民国中央情報部)」の資金運びに利用された
• 米国やヨーロッパでの公演を通じて、統一教会の影響力を広げる役割を担っていた
• 日本の皇族や世界の国家元首の前で公演し、統一教会の存在をアピール
こうした背景を考えると、イッテQがこの団体と関わる企画を放送しようとしたこと自体、問題視されるのは当然かもしれません。
まとめ
今回のイッテQの放送変更は、旧統一教会と関係がある団体とコラボしてしまったためと考えられます。
テレビ局が撮影協力先の背景を事前に把握できていなかったことが問題視されそうです。
ポイントを整理すると、
• リトルエンジェルス芸術団は旧統一教会が設立した団体
• 番組制作のチェック体制に問題があった可能性
• 放送直前の変更は、ギリギリで気づいた証拠?
テレビ番組の制作には多くの人が関わるため、細かい確認が漏れることもあります。
しかし、今回のような問題が再発すれば、視聴者の信頼を失いかねません。
今後、テレビ業界ではより慎重な協力団体の調査が求められるでしょう。