2月22日、元HiHi Jetsの高橋優斗さんが代表を務める「横浜バニラ」から、ブランド初の商品「塩バニラフィナンシェ」が発売されます。
高級感あふれるギフトスイーツとして開発され、6個入りで2,160円(税込)。
百貨店スイーツとしては珍しくない価格帯ですが、「フィナンシェでこの値段は高すぎる!」という声もSNSで多く見られます。
なぜこの価格設定になったのでしょうか?
そこには、5つの理由があると考えられます。
【理由5つ】横浜バニラはなぜ高い?
① 高級素材と特別な製法で作られているから
横浜バニラのフィナンシェは、厳選された素材と最新技術を駆使した製法で作られています。
• 国産小麦100%の小麦粉を使用し、しっとり&カリッとした食感を実現
• さや一本ずつに生産者記号が刻印された最高級ブルボンバニラを使用
• コニャックの伝統的蒸留技術で抽出した天然バニラエキスを贅沢に使用
• アンデス産のピンク岩塩がまろやかな塩味をプラス
さらに、最新鋭のトンネルオーブンを細かく調整し、高温&短時間で焼き上げることで、バニラの香りと水分を閉じ込め、美味しさを最大限に引き出しています。
ここまでこだわれば、一般的なフィナンシェとは別格の味わいになるはず。
ただ、消費者からすると「本当にその違いがわかるのか?」という疑問もあるでしょう。
② 一流のスイーツ専門家が監修しているから
横浜バニラのフィナンシェは、ギフトスイーツ業界のプロフェッショナルたちが開発しました。
• 有名ブランドのスイーツを手がけたパティシエ&専門企業が参画
• 素材選びから焼き加減、味のバランスまで徹底監修
• 高橋優斗さん自身も試食を重ね、納得のいく仕上がりに
要するに、これはただの焼き菓子ではなく、高級スイーツとしての完成度を追求した商品ということ。
でも、「そのこだわりが価格に見合っているのか?」と考えると、実際に食べてみないとわからないですよね。
個人的には、「こだわり抜いた最高のフィナンシェ」と言われると期待は高まりますが、それが2000円の価値に匹敵するのか、ちょっと慎重になってしまいます。
③ 「横浜ブランド」を確立しようとしているから
このフィナンシェは、ただのスイーツではなく、「横浜の新たなギフトスイーツ」としての価値を持たせようとしている商品です。
• 横浜のイメージを反映した特別なスイーツとして開発
• 百貨店販売=高級手土産路線を狙っている
• 「横浜といえばこれ!」という定番スイーツになりたい
たとえば、東京なら「東京ばな奈」、京都なら「生八つ橋」、名古屋なら「なごやん」など、その土地を代表するお菓子がありますよね。
横浜バニラは、「横浜を代表するスイーツブランド」を目指しているのだと思います。
ただ、現時点では「横浜=バニラ」のイメージは定着していないので、成功するかは未知数。
「ブランド価値が確立する前に、価格が高すぎて敬遠されるのでは?」という懸念もあります。
④ パッケージへのこだわりが半端じゃないから
高橋優斗さんは、パッケージデザインにも相当なこだわりを持っています。
• ショッパー:横浜の街で持ち歩く姿を想像し、細部まで計算してデザイン
• 個包装:フィナンシェの焼き色や形が最も映える色を厳選
• 化粧箱:ロゴの配置、箱の大きさ、手触り、印鑑の位置まで徹底調整
デザインだけでなく、素材や手触りにまでこだわった結果、製造コストが上がり、それが販売価格にも反映されていると考えられます。
ただ、消費者としては「箱が豪華でも、味に影響するわけじゃないし…」という気持ちも正直あります。
特に「箱代が価格に含まれているのでは?」と思うと、ちょっと複雑ですね。
⑤ 限定販売で「希少価値」を演出しているから
このフィナンシェは、現在横浜高島屋のポップアップストア限定で販売されています。
• 販売期間は2月22日〜3月4日までの期間限定
• 横浜高島屋でしか買えないという特別感
• 「今しか買えないから買わなきゃ!」という心理効果を狙う戦略
このように、希少価値を高めることで価格に説得力を持たせる戦略を取っています。
特に、ファンや話題性を重視する人にとっては、「限定商品」というだけで価値が高まるもの。
ただし、「期間限定で高額」という戦略は、一部のファンしか買わず、リピーターが増えにくい可能性もあります。
長く続くブランドになるかは、今後の展開次第でしょう。
SNSの声「高すぎる!」それとも「納得の価格?」
横浜バニラの「塩バニラフィナンシェ」について、SNSではさまざまな意見が飛び交っています。
「6個で2,160円は高すぎる!」という声
価格に対して「割高すぎる」と感じる人は少なくないようです。
特に、すでに有名なスイーツブランドと比較されると、「新ブランドなのに、なぜここまで強気な価格設定?」と疑問を持つ人が多い印象ですね。
「こだわりを考えれば妥当」という意見も
素材や製法のこだわりを知れば、価格に納得する人もいます。
特に「手土産としての価値」や「限定販売でのプレミア感」に魅力を感じる人は、価格を気にしない傾向があるようです。
ファンの応援購入も期待大?
高橋優斗さんのファンの間では、こんな声もあります。
• 「推しの初プロデュース商品だから買うしかない!」
• 「とりあえず1箱は買う。でも、リピートするかは味次第かな」
• 「話題になってるし、一度食べてみたい!」
「好きな人が作った商品だから応援したい!」というファン心理は、ブランド初期の売上には大きく貢献しそうです。
ただし、ファン以外の一般客がリピーターになるかが、今後の成功を左右するポイントになりそうですね。
まとめ
横浜バニラのフィナンシェが高い理由をまとめると、以下の5つ。
1. 高級素材と特別な製法を採用(国産小麦・ブルボンバニラ・最新オーブン)
2. 一流スイーツ専門家が監修(プロの技術とこだわり)
3. 「横浜ブランド」としての価値づくり(ご当地スイーツ化を狙う)
4. パッケージに異常なこだわり(デザインの細部まで追求)
5. 限定販売で希少価値を演出(横浜高島屋のみ・期間限定)
「この価格をどう受け取るか」は人それぞれですが、少なくともこれは普通のフィナンシェとは違う「高級スイーツ」です。
「2000円は高すぎる!」と感じるか、「特別なギフトにちょうどいい!」と思うか…あなたならどうしますか?