2023年12月に亡くなった国民的歌手・八代亜紀さん。
彼女の20代当時のヌード写真が収録されたCDが発売されると発表され、波紋が広がっています。
撮影者とされる「N氏」の正体、そして囁かれていた“不倫疑惑”とは…？
八代亜紀の私的写真とは
問題になっているのは、ニューセンチュリーレコードが発売を予定しているアルバム『八代亜紀 お宝シリーズ 第一弾 忘れないでね』に封入される、八代亜紀さん20代当時のフルヌード写真2枚です。
同社は「当時同棲していたT社のNディレクターがポラロイドで撮影したもの」と説明していますが、写真は完全なプライベートショット。
これが“特典”として販売されることに、厳しい批判の声が上がっています。
八代さんの元所属事務所「ミリオン企画」は、
・名誉毀損の可能性
・わいせつ物頒布などの法的問題
・税法違反の疑い
などを指摘。すでに弁護士や遺族と連携し、刑事・民事の対応を進めています。
SNSでは著名人やファンによる販売中止の呼びかけが広がり、署名活動も始まっています。
【顔写真】N氏は中嶋賢治？
次に注目されているのが、この“フルヌード写真”の撮影者とされる「N氏」の正体です。
音楽業界の関係者によると、このN氏とは――
テイチクレコードで八代亜紀さんを担当していたディレクター・中嶋賢治さんである可能性が非常に高いと見られています。
中嶋氏は1970年代〜1980年代、八代さんの楽曲制作に深く関わっていた人物
八代さんのために「センチュリーレコード」を1982年に立ち上げた中心人物でもある
すでに肺がんで亡くなっており、関係者の証言も限られている
ニューセンチュリーレコードの公式ページには、「T社のNディレクター」との表記があります。
T社とは、八代さんが在籍していたテイチクレコードのことであり、
N氏とは中嶋賢治さんを指す可能性が高いです。
ただし、公式に発表があったわけではありません。
当時、中嶋氏は既婚者で子どももいたと言われていますが、
周囲の関係者によると八代さんの自宅に入り浸り、家にはほとんど帰らなかったという話もあります。
もし、この写真が本当に中嶋氏によって撮影されたものならば、
倫理的にも、法的にも大きな問題になることは避けられません。
八代亜紀と中嶋賢治は不倫関係だった？
「中嶋賢治さんとの関係は？」と問われると、八代亜紀さんは生前ずっと否定していました。
ですが、当時の芸能界では“公然の秘密”だったとも言われています。
以下のような証言が、長年語られてきました。
八代さんは中嶋氏を「お父さん」、その妻を「姐さん」と呼んでいた
ケンカをすると「姐さんのところに行きなさい」とふてくされる様子もあった
若い頃、周囲が見えなくなるほど中嶋氏に夢中だった
その関係性が、テイチクからの独立とセンチュリーレコード設立につながった
中嶋氏は当時の八代さんを、アーティストとして支えた存在である一方で、
公私混同の関係になっていた可能性もあります。
たとえ愛情があったとしても、その関係が不倫であったならば、
今になって当時のプライベート写真を“お宝”として商品にするのは、
八代さんの名誉を著しく傷つける行為であると考えざるを得ません。
まとめ
今回の騒動で一番問われているのは、「本人の意思を無視して公開される私的写真」の存在です。
八代さんはもう亡くなっており、本人の意志を確認することはできません。
だからこそ、私たちが考えるべきは以下の3点です。
・故人の尊厳を守るとはどういうことか
・商品として流通させていい情報なのか
・その背景にある人間関係や歴史を、どう見つめ直すか
芸能人であっても、一人の人間であり、一人の女性です。
八代亜紀さんが心から愛された人であったならば、今こそその尊厳を守る行動を取るべき時ではないでしょうか。
