2025年3月1日、80歳で亡くなった みのもんたさんの自宅に、翌日未明に何者かが侵入 する事件が発生しました。
家族が不審な物音に気づき、防犯カメラには 少なくとも2人の人物が逃走する様子 が映っていたといいます。
この出来事を受け、一部では 「鎌倉山の呪い」 という噂が囁かれています。
鎌倉山の歴史や、みのもんたさんの人生に起こった不幸と何か関係があるのでしょうか？
事件の真相とともに、この噂の背景を探っていきます。
みのもんたの自宅に窃盗が侵入したのは鎌倉山の呪いのせい？
人の不幸を見計らって犯罪に手を染めることは当然ながら、「火事場泥棒」として非難されるべき卑劣な行為です。
しかし一部では、この出来事を 「鎌倉山の呪い」 と関連付ける声もあります。
• そもそも 鎌倉山に「呪い」など存在するのか？
• みのもんたさんの自宅には 何か特別な因縁があるのか？
• そして、この事件の本当の背景は？
これらの疑問を、鎌倉山の歴史や過去の出来事をもとに解き明かしていきます。
鎌倉山の呪いとは？
理由① 開発が困難を極めた土地だった
鎌倉山は、もともと 水の便が悪く、価値の低い土地 でした。
昭和初期に住宅地として開発されましたが、担当した 日本自動車道株式会社が経営難に陥り、開発が難航 します。
このような 「何をやってもうまくいかない土地」 という背景が、「呪われた土地」というイメージを生み出したのかもしれません。
理由② 鎌倉には「まじない文化」が根付いている
鎌倉という土地には、古くから 「まじない」や「お祓い」の文化 があります。
例えば、悪霊を払うための 鎌倉時代から続く儀式 や、特定の場所での 厄払いの習慣 などがありました。
こうした背景から、「不吉な出来事が起こると、それを霊的なものと結びつける風潮」が生まれやすいのです。
理由③ 過去の住人にまつわる不幸が影響している
鎌倉山には 著名人が多く住んでいた ものの、中には「不遇な最期」を迎えた人もいました。
その中でも特に有名なのが、昭和の大女優 田中絹代 さんです。
彼女がかつて住んでいた 「山椒洞（さんしょうどう）」という邸宅は、後に没落。
このことが、「鎌倉山に住むと不幸になる」という噂を生み出した可能性があります。
みのもんたの自宅は因縁の場所だった？
みのもんたさんの豪邸は、かつて 田中絹代さんが住んでいた場所 でした。
田中絹代さんの邸宅「山椒洞」は、鎌倉市の景観重要建築物に指定されるほどの由緒ある建物でしたが、彼女が引っ越した後、借金に苦しんだという噂があります。
この出来事が、「鎌倉山の土地には因縁がある」という話につながったのかもしれません。
• 田中絹代が住んでいた → その後、没落したという噂
• みのもんたが住んでいた → 奥さんの死、息子の逮捕、自身の死
ただし、これらの出来事に「直接的な因果関係がある」とは言えません。
偶然の重なりが、「呪い」のように見えてしまっている可能性が高いのです。
みのもんたを襲った3つの不幸
① 奥さんの死
2012年5月22日、みのもんたさんの妻・靖子さんが 66歳で死去 しました。
長年連れ添ったパートナーを失ったことで、みのもんたさんの人生に大きな変化があったことは間違いありません。
② 次男の逮捕
2013年9月11日、次男・御法川雄斗さんが窃盗未遂容疑で逮捕 されました。
みのもんたさんは当時、報道番組の司会を務めており、不祥事に厳しい姿勢を示していました。
しかし 自身の息子が窃盗で逮捕されたことで、メディアからの批判が集中。
この事件をきっかけに、みのもんたさんは テレビ番組の出演自粛を発表 しました。
③ そして、自身の死
2025年3月1日、みのもんたさんは 80歳で亡くなりました。
その翌日に発生した 自宅への窃盗事件 により、「鎌倉山の呪い」の噂が再燃しました。
ただし、これらの出来事が 土地と直接関係があるとは言い難い でしょう。
むしろ、「人生には良いことも悪いことも起こる」という当然の流れの中で、たまたま不幸が続いた と考える方が自然です。
まとめ
今回の事件は、「鎌倉山の呪い」と関連付けられていますが、実際には 開発の歴史や迷信が生んだ偶然の噂 でしょう。
• 鎌倉山の土地に呪いの根拠はない
• 田中絹代さんの没落や、みのもんたさんの不幸が偶然重なった
• 今回の事件は単なる窃盗であり、犯人逮捕が最優先されるべき
不幸が続くと、人は何か特別な理由を求めたくなります。
しかし、今回の事件の本質は 火事場泥棒という許されざる犯罪 です。
噂に惑わされるのではなく、真相解明を待つべきではないでしょうか。
