国民的スターの訃報に、
日本中が大きな衝撃を受けています。
そんな中、気になるのが
「遺産相続」の行方です。
長嶋秀雄が死去

2025年6月3日午前6時39分、
巨人の終身名誉監督であり
「ミスター」の愛称で知られる長嶋茂雄さんが、
肺炎のため東京都内の病院で亡くなりました。
享年89歳でした。
日本野球界の象徴ともいえる存在の死去に、
スポーツ界だけでなく社会全体が深い悲しみに包まれています。
彼の存在は「野球を知らない人でも名前は知っている」と言われるほど。
まさに国民的なヒーローでした。
そして気になるのが、
彼が築いた莫大な財産の行方。
相続は誰がどのように受け継ぐのか、
そしてその背景には何があるのか。
今回は、そこにスポットを当ててみたいと思います。
長嶋秀雄の遺産相続はどうなる?
家族構成
まずは長嶋家の家族構成を整理してみましょう。
妻:西村亜希子さん(2007年64歳で死去)

子ども:2男2女
長男:長嶋一茂さん(元プロ野球選手・タレント)

長女:長嶋有希さん(元オフィスN役員)
一般の方なのでメディアには出ない。
次女:長島三奈さん(スポーツキャスター)

次男:長島正興さん(元レーサー、現在は環境活動家)

このように、それぞれが異なる分野で活動しており、
ある意味「華麗なる一族」とも言える家系です。
ちなみに一茂さんによれば、
家族6人で旅行や食事をしたことが一度もないそうです。
それが「長嶋家では普通だった」と語っています。
「家族なのに一緒にご飯すら食べないって本当?」と正直驚きました。
でも、それが長嶋家のスタイルだったのかもしれません。
法的には、配偶者と子どもたち全員が相続権を持ちます。
ただし、誰がどれだけ受け取るかは「遺言」や家族間の話し合いで変わることがあります。
複雑な家族関係
長嶋家の相続が一筋縄ではいかない理由、
それは家族内に存在する「確執」です。

報道によれば、
長男・一茂さんと他の家族との間には長年にわたる対立があると言われています。
主な争点はこちら:
・記念品無断売却問題
一茂さんが、父・茂雄さんの現役時代のトロフィーなどを許可なく売却。
茂雄さんは激怒し、これが絶縁のきっかけに。
・商標権を巡るトラブル
一茂さんが「長嶋茂雄」の商標権を取得。
ミスター側は「騙された」と主張し、法的争いに。
・家族内の対立構造
「一茂 vs ミスター・三奈・義妹連合」という対立が続く。
家族写真のテレビ使用まで拒否される関係に。
ちなみに、一茂さん自身が
「うちはもともとバラバラ」と裁判で証言していたこともあります。
お金や権利が絡むと、家族ですらギクシャクしてしまうのが現実なんですね。
今回の相続でもこの関係性が大きく影響すると思われます。
例えば:
- 喪主は次女・三奈さんであること
- 茂雄さんと一茂さんの長年の不和
- 遺言書の存在があるかどうか
…これらによって、相続の分配は大きく変わる可能性があります。
長嶋秀雄の資産は60億超え?

もちろん正確な数字は公開されていませんが、
これまでの活躍からするとかなり現実味があります。
想定される収入源は以下のとおりです:
現役時代の年俸(1958~1974年)
スター選手として推定3~5億円
監督時代の報酬(1975~1980年、1993~2001年)
年俸数千万円、推定5~8億円
CM・テレビ出演料
最盛期には年間数億円とも
長年の積み重ねで推定20~30億円
不動産・投資
都内一等地の自宅など 推定10~20億円
知的財産権
「長嶋茂雄」の名前、肖像権、著作権など
数億円と見られる
ただし、大きな問題もあります。
それは「相続税」。
仮に50億円の資産があった場合
相続税は20~25億円
現金では払えない場合、
不動産や権利を売却する必要も出てくる
相続する側にとっては「ただ貰えばいい」わけではなく、
納税のために大きな負担がのしかかる可能性があるのです。
まとめ
最後に、今回の内容を簡単にまとめます。
- 長嶋茂雄さんが89歳で死去。日本中が悲しみに包まれる
- 遺産相続の主な相続人は、妻と4人の子どもたち
- 長男・一茂さんとの確執、家族写真の拒否など関係は非常に険悪
- 喪主は次女・三奈さん、遺言があれば彼女が中心的役割を担う可能性
- 総資産は推定40〜60億円。
- 相続税だけで20億円以上の見込み
そして私が強く感じたのは、
「有名人でも家族の問題は避けられない」ということです。
むしろ、お金や名声があるからこそ、
問題が複雑化しやすいのかもしれません。
この相続劇の行方がどうなるのか…
今後の動向に注目が集まります。