長嶋一茂さんは、
偉大な父・長嶋茂雄さんを持ちながら、
実家と長年にわたり絶縁状態が続いています。
その背景には、
家族間の複雑なトラブルがありました。
長嶋一茂と実家との因縁

長嶋一茂さんは、
かつては父・茂雄さんや母・亜希子さんとの絆も強く、
家族仲も良好だったとされています。
しかし、2004年の茂雄さんの脳梗塞発症をきっかけに、
介護方針や財産管理をめぐって家族間の意見が食い違い、
関係が次第に悪化していきました。
特に、介護を
「誰が主導するのか」
「茂雄さんの財産や権利をどう扱うのか」
といった深刻な問題が争点になり、
母・亜希子さんや妹の三奈さんとの対立が深まったといいます。
一茂さんは、
と言っていたそう。
長嶋一茂が実家と絶縁した理由は?

① 商標登録問題
2008年、一茂さんは父・長嶋茂雄さんの名前を
自らの個人事務所「ナガシマ企画」で商標登録。
しかし、これは家族の合意を得ないまま行われたと報じられており、
特に妹・三奈さんが代表を務める
「株式会社オフィスエヌ」との対立を招きました。
もともと「長嶋茂雄」の商標は
「オフィスエヌ」が保持していましたが、
その商標期限が切れた隙に一茂さんが取得。
これが“乗っ取り行為”とみなされ、
家族内で大きな不信感を生む結果となったのです。
② 父の私物の無断売却

2009年には、母・亜希子さんの遺品や、
長嶋茂雄さんのトロフィー、
天覧試合の記念品など、
実家の地下室に保管されていた約1,000点もの思い出の品を、
これにより、
「家族の思い出を金に換えた」
との批判が集まり、
家族との関係はさらに悪化します。
③ 介護による意見の食い違い
2004年に茂雄さんが脳梗塞で倒れた際、
一茂さんは父に対して責任を持って関わろうとする姿勢を見せていた一方、
母・亜希子さんや妹・三奈さんとは介護の方向性が異なっていたと言われています。
また、財産管理や父の権利関係にも強く関与しようとした一茂さんの態度が、
家族の不信感をさらに深めたとも報道されています。
④ メディアを巻き込んだ確執
2016年には、一茂さんが巨人軍の
「野球振興アドバイザー」
の肩書を剥奪されていたと週刊誌が報道。
番組側が「オフィスエヌ」に
過去映像の使用許可を求めたところ、
三奈さん側が却下。
ロケで撮影された母の墓や思い出の地も“お蔵入り”となるなど、
家族間の確執がメディアにも影響を与える事態となっています。

まとめ
- かつては良好だった母・亜希子さんとの関係が、父の介護をめぐる意見の対立で悪化
- 父・長嶋茂雄さんの名前を無断で商標登録し、妹と対立
- 家族の許可なく、父の思い出の品を売却したとされる報道
- 一茂さん本人が「父と13年会っていない」と公言
- 番組企画の中止など、確執は現在も続いている可能性が高い