――皆さん、先日の世界陸上3000m障害の決勝で話題になっている
“エドマンド・セレム選手による三浦龍司選手への妨害行為”についてご存じでしょうか?
SNS上にはセレム選手が三浦選手の腕を掴んだり引っ張ったりする映像が流れており、
メダル取り消しの可能性も含め、多くの人が疑問を感じています。
今回は、この問題をできるだけわかりやすく整理してみたいと思います。
エドマンド・セレムのプロフィール

項目 | 内容 |
---|---|
名前 | エドマンド・セレム(Edmund Serem) |
国籍 | ケニア |
生年月日 | 2007年12月27日 |
年齢 | 17歳(2025年現在) |
種目 | 陸上競技・3000m障害 |
主な実績 | 2023年アフリカU18選手権金メダル、2024年世界U20選手権金メダル、2025年ダイヤモンドリーグで8分04秒00の自己ベスト |
特徴 | 10代ながら世界の舞台で活躍。兄アモス・セレムも同じ種目のトップ選手 |
エドマンド・セレム選手はまだ10代ですが、
すでに世界トップレベルで戦っている注目ランナーです。
2024年の世界U20選手権で優勝し、
2025年にはダイヤモンドリーグで自己ベストを大きく更新。
三浦龍司選手と同じ種目で競い合う存在としても知られています。
【動画】セレムが三浦選手を妨害していた?
SNSで大きな波紋を呼んでいるのが、ゴール直前の“接触シーン”です。

セレム選手が三浦選手の右手をつかんでいるように見えます。
さらによく見ると、最後のハードルを跳ぶ際に、三浦選手の右肩を押しているようにも見えます。

- 動画には、三浦選手が最後のハードルを跳んだ直後、セレム選手が腕を掴んで引っ張るように見える瞬間が映っている
- ハードルを跳ぶ瞬間に、三浦選手の右肩を押しているのでは?
- その影響で三浦選手が一瞬バランスを崩し、スピードを落としたのでは、という指摘が出ている
- 「明らかに妨害だ」「抗議すべきでは?」といった声がSNSで多数上がっている
SNSでの反応



「最後のハードルのあと、三浦選手の手を掴んでいましたよね」
「あれはわざとに見える」
「妨害ならメダルを剥奪してほしい」「スポーツマンシップに欠ける行為」
「失格にしてほしい!」
こうした声が多く見られます。
ただし、障害レースは接触が起こりやすい競技。
審判が“偶発的な接触”と見るか、“故意の妨害”と判断するかで結果は大きく変わります。
セレムは反則でメダル取り消しの可能性は?
では実際に、反則でメダル取り消しになる可能性はあるのでしょうか?
ルール規定や抗議・審議の流れを見ていきましょう。
ルールの規定
- 陸上競技規則では、他の選手を故意に妨害した場合は失格になると定められている
- 妨害と判断されれば、順位の変更やメダルの取り消しも可能
抗議・審議の流れ
- 選手やコーチはレース終了後に抗議を提出できる
- 審判は映像や証言をもとに「故意性」「結果への影響」を判断する
- その結果によって失格や順位変更が決定される場合がある
現時点での可能性
- SNSで「妨害に見える」と話題になっているが、公式の裁定はまだ出ていない
- 意図的かどうかを証明するのは難しい
- メダル取り消しの可能性はゼロではないが、現段階では低いと考えられる
ルール上は失格や順位変更もあり得ますが、実際には審判の判断に委ねられます。
そのため「メダル取り消しかも!」と決めつけるのは早いかもしれません。

まとめ
- エドマンド・セレム選手はケニアの3000m障害ランナーで、まだ10代ながら世界で活躍
- ゴール直前に三浦選手の腕を掴んでいるような映像が拡散され、SNSで「妨害では?」との声が急増
- 陸上競技のルールでは妨害は失格やメダル剥奪の対象になる
- しかし現時点では公式判断はなく、取り消しの可能性は低めと見られる
――今後の審判団の判断や公式発表次第で大きな動きが出る可能性があります。
ファンとしては気になるところですが、冷静に続報を待ちたいですね。